保育士が知っておきたい子どもの権利

福祉に携わる専門職の大切な条件に「5H」があります。

 

その5Hとは、以下の5つです。

 

(1) Heart(温かい心)

 

(2) Head(冷たい頭)

 

(3) Hand(優れた技能)

 

(4) Human relationship(人間関係)

 

(5) Health(健康)

 

そして、現代の保育士や児童家庭福祉関係者には、
子どもの最善の利益を基底にした「権利擁護」、
つまり、Human rights(人権)という新しい援助・支援が求められています。

子どもの権利とは

現在、世界中の子供達に目を向けてみると、
子どものたちのかけがえのない生命や健康、発達の保証の権利が、
戦争や貧困、飢え、病気、不衛生、公害、差別等の社会的要因によって脅かされています。

 

日本においても、少子高齢社会や核家族化などによって、
家庭基盤や地域社会が変化し、子供達の被虐待や不登校、家庭内暴力、
いじめ、性非行などが深刻な社会問題になっています。

 

特に、現代の日本では、子どもの健全な成長や発達の権利を侵害する行為が、
保護者などの身近な大人によって故意に行なわれる児童虐待が増え、
緊急な対応が迫られています。

 

また児童福祉施設に保護されている子供達の中には、
人権を侵害され、大人の所有物とされていた子供たちもいます。

 

保育士を目指すのであれば、広い視野に立ち、
命を脅かされている状況にある世界の子供達の人権について考えることが必要です。

 

また、日本の家庭、学校、地域、児童福祉施設などにおける
「子どもの権利」についても、
人権意識をもって子供達の自己実現を支援することが重要です。